2006フリースタイルFISワールドカップモーグル猪苗代大会

8時頃チェックアウトしておにぎり買って磐越西線。郡山8:31→猪苗代9:11。455系。しばらく乗っているといよいよ雪景色が見えてきた。

猪苗代駅に着くとぞろぞろと人が降りてきて駅前のシャトルバスに乗り込む。補助席にまで詰め込んで出発。
15分くらいでリステル・スキーファンタジアに着いた。スキー場なんて6年ぶりだ。「モーグル会場へはリフトでも徒歩でも時間はあまり変わりませんから,リフトを使った方が良いですよ。」という案内に違和感を覚えつつリフトに揺られること数分,着いたのは会場の目の前。

既に大勢の観客が場所を陣取っていたが,コースのすぐ脇を狙わなければスペースには割と余裕があった。足場の雪はそれほど積もっていないのか固まっているのか,普通の靴でも全く問題なくて一安心。
10時までは練習時間だったが,選手がエア台から飛び出す度に観客席は沸き立つのであった。間近で見るとさすがに迫力がある。滑るスピードもテレビで見るより速く感じる。


10時になってまず6人の前走者が滑る。高校生からなんと小学5年生までいて,しかもちゃんと形になってるのがすごい。
続いて女子予選。上村愛子の時だけ取り出されるカメラの量が明らかに多い。コース脇にいる人は望遠レンズをつけている人が多く,エアになるとバシャバシャバシャバシャ連射音。どう見ても愛子ヲタです。
一方里谷多英は欠場だったようで(´・ω・`)彼女も生で見てみたかった。
優勝候補の一人カーリ・トローはセカンドエアの着地後転倒してあえなく予選敗退。


男子予選。トビー・ドーソンが欠場なのは残念だがミッコ・ロンカイネン,デイルベッグ・スミスは登場。ヤンネ・ラハテラはエントリー表には載っていたのだが何かの事情で滑らないということで,観客からは残念がる声が聞こえた。


決勝進出者男女各16名が決まったところでショーケース。そして再び練習時間,前走2人。この前後でも待ち時間が多少あり,そういう時間に座って休むべきなのだろうけどあいにく足元は雪です。レジャーシート持ってきた方が良さげね。
またその空いた時間に三浦豪太が実況席へやってきてトリノの話をしていた。毎日パスタを食べたとかもっぱら普通の話をしていた気がする。


そして女子決勝。相変わらずヘリコプター,バックフリップの組み合わせが多くてちょっと飽きる。
男子決勝。アレクサンドル・ビロドーの滑りを良く見ていなかったのが悔やまれる。他の選手で1080飛んだ人いたからまだ良いけど。デイルベッグ・スミスはセカンドエアの着地が不安定で点が伸びず。


各決勝後に1〜3位の選手へのインタビューがあって,男子のそれが終わると表彰式。
女子は結局1位ジェニファー・ハイル,2位サンドラ・ラウラ,3位上村愛子。愛子さんおめでとうございます。できればオリンピックでその笑顔が見たかった!カーリ・トローが決勝来てたらどうなったの的な考えも頭をよぎりますが,そんなこと言っててもキリがないか。
男子は1位ミッコ・ロンカイネン,2位尾崎快,3位ピエールアレクサンドル・ルソー。トリノで惜しくも2位だったミッコが今回1位。そして日本人尾崎快。まだ18歳ということで今後が期待される。
で男子の表彰式中に女子上位3人が観客席側に来たんです。そしたらもうみんなミッコとかそっちのけで愛子愛子叫びまくりカメラ向けまくり。しかも「愛ちゃん萌えー」とか言ってるやついるし・・・ホント勘弁してくれよ。もちろん自分も嫌いじゃないけど・・・確かにスパークリング日本酒の栓が開いた時の驚いた表情とかまあ・・・愛子かわいいよ愛子。

そんなわけで大会は無事終了。まさに雲ひとつない青空で,寒いどころか暑いくらいだった。今回が初めての生モーグル観戦だったわけですが,のべ100回とか連続で見てるとさすがに飽きたりもするね。そういう点ではテレビと同じ。でも会場の雰囲気を感じられたのは良かったかな。選手の名前を叫ぶ人は多かった。それとBGM。あのBGMってどうしてテレビ中継だと全く流れないのはなぜなんだぜ?あとラッパ。近くで吹かれてかなりうるさい時もあったのだが,あれ公式グッズだったんだなw