映画「ヴェニスの商人」

[日常]
普段映画というものはほとんど観ませんが、この前の土日にTSUTAYAがレンタル半額セールをやっていたので、これまたしばらく前から観たいと思っていた「ヴェニスの商人」を借りたのであった。
自分がこの映画に最も期待していたベニスの街並みはほとんど映らず残念ではあったが、世界に名高い原作とあって途中で寝ることもなく最後まで観られた。
しかし最後まで観たからといってストーリーを完全に理解したわけではもちろんない。途中ユダヤ人に対する同情を誘うような描写があるものの結局執念深いユダヤ人より慈悲深いキリスト教徒の方が優れているぜ的な内容になっているのは結構だが、裁判後の、指輪を巡るあの長いやり取りは一体何なのか?このシーンに深い意図が込められているのか否かが理解しかねた。