かみちゅ!聖地巡礼

そんなわけでとうとう尾道へやって来た。古くからの美しい街並みを残すここ尾道は様々な物語が舞台として描いており、かみちゅ!もまたそれらの作品の中の一つである。


やはり最初は来福神社から。

社殿が改修工事中だったのが残念。
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これは素敵w


続いて、来福神社社殿のモデルとなった艮神社。



さらに西へ戻って千寺光に続く階段を上っていく。

坂の町というか階段の町というか。

第06話で二宮くんときよみが出会う道。

猫の町と称されるだけあって、ねこをよく見かける。


猫の細道と呼ばれる通りには猫の置物がいっぱい。

これらの置物は福石猫と呼ばれ、園山春二氏が1998年に生み出したものだという。とすると1984年の時点では存在しないはずだが・・・いやああいう姿の物の怪は昔からいたって設定か。


朝から何も食べていないとさすがに腹も減るというわけで、まだ11時過ぎだったが朱華園で昼食にらーめん。評判通りの人気店らしく、食べている間にも次々と客が訪れていた。実際おいしいし安いし文句なし。



第16話で二宮くんとゆりえが自転車で駆け上がる所。

一橋家。この家、映画「ふたり」でも印象的なシーンに使われたそうで、今回の旅行用に買ったるるぶには「吉田邸」として紹介されていた。
一橋家の横をさらに進んで、浄土寺山の登山道に入る。舗装こそされているが階段もあるので、自転車で登るのは無茶な話。
15分ほどで山頂に到着。気候も穏やかだし、割と楽に登れた。

2人が登った岩。

頂上にある展望台から尾道市街を望む。大変良い眺めであります。

尾道大橋側。


下山は南側の道を通ってみることに・・・すると

2人が眺めた景色はここから見たものがモデルとなっているらしい。


次に艮神社の隣から出ているロープウェーで千光寺公園にのぼってみることに。

浄土寺山に行ってからだと物足りなく感じてしまうわな。
千光寺公園の中を通って尾道城側へ抜ける。

山を下る途中で書道部部室を拝めた。
道はそのまま"中学校"脇につながっている。

「だまって俺についてこい」


いったん国道2号線に出て、今度は市街地西部へ。

石垣とは豪勢だ。

どこかで見た階段。

のれんまたぎの家。街全体に坂や階段、狭い路地が多い尾道だけど、自分が歩いた範囲の中ではこの近辺が一番カオスに感じられた。

商店街を歩いていると尾道の有名犬・ドビンに遭遇。街の皆様に愛されている様子だった。

なんというオバQ


じゃあこの辺で向島に行くか!とフェリー乗り場へ向かったのはいいんだが、事前の調べ不足が祟って福本渡船ではなく尾道渡船に乗ってしまった。このせいで向島の中を2kmほど彷徨うことになる・・・。
放浪の末、輝きをもって眼前に姿を現した福本渡船乗り場。

アニメ本編とアングルの異なる写真が多いのも準備不足故である。まあ一番大切なのは写真撮影ではなく、街の空気を感じることですがね!
そそくさと本州に戻る。

歩き疲れたのでとりあえずホテルへ向かうことに。



さーて少し休憩した後再び出発・・・と思っていたんだが、ぐっすり寝てしまって気付いたときには外は真っ暗。これがもったいなかった・・・。
とりあえず夜景でも眺めてみるかってことで、暗い夜道を千光寺まで上ってみた。途中までは街灯が道を照らしてくれるけど、千光寺付近には明かりがない個所があるから携帯のカメラのランプを頼りに進んだ。・・・ここ明らかに夜来る場所じゃないな。

うーん・・・。
さっさとホテルに戻ることに。

海岸沿いの道路にはこうした猫のオブジェが明々と光っていた。