直感的な操作というもの

[雑記][PC][Firefox]
「直感的な操作」というものにどれほどの意味があろう、と考えたことがあった。というか今朝の電車の中でのことだ。具体的にはiPod touchの操作性って別に崇めるようなもんじゃないよねとか考えていた。まあそれは単に、以前店でiPod touchを数分触ってその操作性が気に入らなかったからなんだけど。たかが数分なんだけど、まあそれはともかく。結局言いたかったのは、右に進みたいときに右に(左にだっけ?)こするとか、画面に表示されたアイコンを直接タッチするとか、まあ確かに直感的だけど、銀行のATMや券売機などとは違って、ああいう日常的に触れるデバイスのUIなんてものは、見た目のわかりやすさなどさして重要ではなくて、操作に慣れた時点で最も速く入力できることの方がよほど大事なんじゃないのって話。だから、俺はtouchよりnanoを選ぶもんねと、そんなことを思っていた。いやそりゃtouchとnanoじゃやれることも全然違うわけですけど。あくまで「ミュージックプレーヤー」として考えたときには、nanoの方が使いやすいよね、ということ。
で今日帰ってきて、上に書いた、マウスとキーボードが云々の話が頭に思い浮かんだ。最近確かにFirefoxの操作もキーボードでやることが多かったんだけど、それで感じたのは、キーボードショートカットってマウスジェスチャなどより断然便利なものだなと。しかし自分はこれまで決してマウスジェスチャでの操作をやめることはなかったわけで。何故か?って考えたら、これ実は、マウスジェスチャによる「直感的な操作」が気に入っていたからかもしれないのだ。例えば、リンク上「↑」でリンクをバックグラウンドで開くようにしてるんだけど、これは上にあるタブバーにリンクを放り込むようなイメージだし、「↓←」で選択文字列を検索するのは、まさに「クエリを投げる」という言葉に表れるような動作そのものじゃないかと。直感的な操作より速い入力、とか思っていたくせに、今までマウスジェスチャばかりでキーボードショートカットをあまり使ってこなかった自分は何なの?みたいな。今は反省している