予感研究所2

[日常][雑記]
どの展示もレベルが高くて楽しかったんだけど、見ていてしみじみ思ったのは「何を見せるか」と同じくらい、いやもしかするとそれ以上に「どう見せるか」が重要なのだということ。そもそもこの分野、乱暴な言い方をすれば目的は新しい娯楽の提供なのだから、見て触って楽しめるものを目指すのは当たり前のことだったのかもしれない。それに、たとえごく単純な情報の集まりであっても、見せ方さえ上手ければ眺めているだけで楽しいコンテンツになり得るんだよね。
それと、これは技術系の展示会を見学しに行ったときにはいつも思い知ることなんだけど、僕が頭に描いているような未来の技術というものの多くは実は研究室レベルでは既に実現されているものが多いんだよね。かかる費用が高額だとか、安全性が十分に検証されていないとか、商売として成り立たないとか様々な理由で僕ら一般人が恩恵に与るには至っていないだけで。叶わない望みだろうけど、これらの技術を結集して一つの小さな街を作ったとしたらきっと面白いだろうなあ。