C74発行のらき☆すた本で特に良かったもの

[らき☆すた][雑記]

HIDARIMAX「ミコイジリ2」

男複数人×かがみっていうエロ同人なんだけど、このシチュがまたすごく・・・好みです・・・。絵もかわいいし、冬コミで出したというこなかがらしきコピ本も読みたいところ。

腰の曲がった空間「ららら らき☆でい」

5年連続同じクラスのかがみとみさおはなぜ今も苗字で呼び合っているのか?というところから着想したと思われる、中学時代の二人の間に起こった事件と、その過去から続くいまを描いた作品。旅人の「となりあわせ」もそうだけど、現在の彼女達の間に見られる違和感の原因を過去に見出して想像して漫画として表現できるその優れた手腕には感心する。

クラスメイトショック「破顔三笑」

破顔一笑」以来三上氏のこなかが漫画が注目を集めるところだが、弘崎氏の珍しい組み合わせのキャラたちが生き生きと動き回る漫画も楽しくて、特に三冊目となる今回の本では、むしろこちらに強く心を惹かれてしまった。比較的多めのページ数で描かれる単一のストーリーってのが僕は好きで、らき☆すたジャンルにおいてもこの手のお話が収められた本は既に何冊も出ているはずだけど、この15pの漫画からは、それらにはなかったものを感じるのよね。ストーリーが展開される時間と空間の領域が広い、みたいな、なんかそういう印象。その広い時間空間を限られたページ数に圧縮するからこそ、このテンポの良さ、密度の濃さが生まれるのかなとか、そんなことを考えた。

山猫BOX「にわかあめ」

普段はまっすぐ目を細めてニマニマしているこなただけど、本当に嬉しいことがあったときには彼女も目尻を下げて笑うんだろうなと以前から妄想していたからこそ、お見舞いに来てくれたかがみにお礼を告げるこなたが彼女に向けたそのやさしい微笑みは、まさしく天使のそれにほかならなかった。あんな態度を取られてはしかたがない。かがみが恋に落ちてもしかたがない。むしろ僕が落ちる。
それと、かがみの腕に抱かれてねぇかがみ?とつぶやくこなたも良かったです。かわいいです。大好きです。
また、二人の身長差や泉邸の間取りが正確に描かれている点も素晴らしい。
・・・ビジュアル的にこなたがかわいすぎるためにちょっと脱線したけれど、なぜ今回この漫画が一番気に入ったかと言えば、結局以前書いたような私のこなた観に最も沿っているからだよね。自分がたくさんの人から愛されていることを切に幸せに感じている。普段こなたがその気持ちを表に出すことはほとんどないからこそ、「(私が死んだら悲しいと思ってくれて、私を好きでいてくれて)ありがとね」という言葉で想いを素直に伝えているこのお話が好きなんです。