かっぱ橋道具街

ちょうど7日から13日までの日程でかっぱ橋道具まつりが開かれているので、今日は一度訪れてみたかったかっぱ橋道具街へ。

浅草へ行く時はいつも浅草橋から都営浅草線に乗るんだけど、この前確認してみたらこの区間2kmもないことがわかったので、たまには歩いてみることにした。

歩き始めてすぐ目を引く店が。店の奥までクリスマス関係のもので埋まっている。。
問屋街だからかなのか知らないが、日曜祝日定休と掲げている店の多いこと。周りに合わせてかドコモショップさえ休みで、歩く人影がまばら。
国道6号から分岐した国際通りを進み、浅草通りに出たところで左折。そこから200mほど歩くと菊屋橋交差点、かっぱ橋道具街の南端に着いた。

さっそく店の前で食器を売っている所に出くわす。この問屋街もまた日曜定休の店が多く、公式サイトによれば3割がそうとのことだが、さすがにイベント中とあってか、休みの店は少なかったし、店舗は閉めてても路上販売はやっているというところが多かった。

基本的に食器や調理器具を扱う店が多いが、噂の食品サンプル専門店もちらほらと見かけた。他にも鍋専門店、そば屋で使う用具の専門店、洋食屋の前に置いてありそうなコックなんかの人形ばかり売っている店、メニュー表をディスプレーする台を中心に扱う店、店内用のメニュー入れを中心に置く店、中華料理屋設計施工店などなど、変わった店が多い。



合羽橋交差点。ここが道具街のちょうど真ん中にあたる。かつてこの近くに合羽橋という橋が架かっていたので、1933年に廃橋となったあともその名で呼ばれ続けているというよくある話。江戸時代の頃に存在した無数の川と橋も現代では大部分が失われているが、この付近を流れていた川はどんな理由で埋め立てられたのだろうか。下水道の普及とともに川が地表に顔を出す必要がなくなったとか、そういうことなのかしら。

合羽橋交差点を西へ折れて少し歩くとこぢんまりとした入口を構えた曹源寺、通称かっぱ寺がある。由来はかっぱ橋道具街へようこそ! - かっぱ橋の歴史を参照。

建物は小さめ。

近くに河童の置物があった。
合羽橋交差点に戻って東へ進み、国際通り沿いのじゃん腹というラーメン屋で昼食とした。

途中に箱入りねこが。
再び合羽橋交差点へ向かい、道具街へ復帰。

そろそろ北端というところでメイン会場が前に置かれている台東区生涯学習センターが見えてきた。
行きは上野側をずっと歩いてきたので、言問通りとの交差点、金龍小学校前で浅草側に渡って折り返し。

値札を眺めていて驚いたんだけど、食品サンプルって結構高いんだよね。ラーメンやカツ丼といった大きいのが数千円や一万円超えするのはまだわかるけど、手のひらに収まるようなパフェが1800円だったり、親指くらいの寿司が500円だったり、小さいサイズのものほど割高に感じた。
そのまま菊屋橋交差点まで歩いて、かっぱ橋道具街巡り終了。個性的な店がたくさん見られたし、歩きづらいほどの人出で賑わっていたし、なかなか楽しかった。