結局EF-S55-250mm F4-5.6 IS買った


結局数千円余分に払ってダブルズームキットを買った場合と同じ機材を揃えたことになる。あほらしいと言えばあほらしいんだが、この2ヶ月の間さんざん思い悩んだ挙句の結論だからそんなに後悔はしていない。
そもそも自分が最初にダブルズームキットでなしにただのレンズキットを買うことにしたのも、一眼レフというもののことをよく知らない状態でいきなり標準ズームと別にもう一本レンズを手にすることについて違和感を払拭しきれなかったからだった。今まで使ってきたコンデジとほぼ同じ画角をカバーできるんならまずは標準ズームだけで十分だと。この一本で一眼レフカメラというものの性質を理解していけばいいじゃないかと。このような思索を経てレンズキットを選んだのだ。
で、この2ヶ月でいろいろなことに気付いたんだけど、その中の一つに望遠って思っていたよりずっと楽しそうだなってのがあって、そこで長いレンズが欲しくなってきたわけだ。実のところ長い焦点距離で撮りたくなるかもしれないということはKX2を買う前から予測済みで、当初はその時が来たらタムロンのB003ことAF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACROを買うつもりでいた。が、2ヶ月あまり一眼レフを使ってきてもう一つ気付いたのは、一眼レフカメラというものは大きくて重くて、こんなに重いものを持ち運ぶんならその労力に見合う程度の写真が撮れなければ割に合わないのではないかということ。そして、ダブルズームより値段が高くてかつ画質がいまいちらしい高倍率ズームを買うのはもったいないのではないかということ。だから今回、キットレンズの割には評判もよく、それでいて比較的安価なEF-S55-250mmを買うことにしたというわけ。
高倍率ズームは確かに便利で、これを付けているからこそ撮れる写真ってのも必ずある(目の前に突然現れた猫のアップとか)と思うんだけど、とりあえず今はこの手のレンズからは距離を置きたいと考えている。