Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE- 2日目 @さいたまスーパーアリーナ
4月18日のアニスパで23日に田村ゆかり参戦決定と発表された瞬間勢いで先行予約してしまったので若干だるいなーと思いつつ参加してきた。すごく楽しかった。これまでのイベント経験からして、さいたまスーパーアリーナみたいなばかでかい箱でやるライブはきっと楽しいだろうという気はしてたんだけどやっぱり良かった。ビッグサイトや幕張メッセもそうだけど、まず異常に巨大な屋内空間というのはただその場にいるだけでわくわくしてくるってのがあって。しかもライブイベントだとそこにサイリウムの海が出現するわけで、あれがすごくきれいで好きなんだよなー。7年前の横浜アリーナで初めてあの光景を目の当たりにした時の感動は今でも変わらないと。
会場だけじゃなくパフォーマンスももちろん素晴らしかった。「そして僕は…」の榊原ゆい、「想いを奏でて」のsavage genius、「Valkyrja」の妖精帝國と一度ライブでその歌を聴いてみたいと思っていたアーティストはもちろん、他の正直あまり注目してなかった出演者のパートでも思いがけず盛り上がることができたりして。ゆかりんはメカリルで締めてくれるし最高でした。
その他箇条書き
- 上野発の高崎線に乗ったらコミケで配ってるようなアイマスの紙袋ぶら下げてる中学生がなんかいたりして、さながらコミケ列車ならぬアニサマ列車の様相を呈していた。
- さいたま新都心駅も改札内外問わずアニサマ参加者で大混雑していた。
- 開場時間は1時間過ぎていたがアリーナ前のけやき広場にはまだ大勢の参加者がたむろしていて、アニソン談義に花を咲かせたり円陣組んでMIX打ったりしてた。この雰囲気はゆかりイベというよりBTLに近い感じ。
- 昼食べてこなかったのでロッテリアの絶妙ハンバーガーセット食べた。ハンバーガーに関してはマクドナルドより相当レベル高い。
- 15時半も過ぎると係員が入場を催促し始めたのでアリーナへ向かった。一部のゲートには長い列ができていたがそれは専らアリーナ席の客で、200レベルへ向かうゲートは待たずにくぐることができた。
- 自分の席は200レベル後方、ステージ向かって右手という位置。思ったよりずっとステージに近くまた通路脇だったからかなり快適に過ごせた。ただ屋根から吊り下げられたスピーカーが邪魔で中央スクリーンが見辛かった。
- ほどなくして照明が落ち開演。輝くサイリウムの海に息を呑んだ。
- 1曲目は水樹奈々と平野綾のコラボで「DISCOTHEQUE」。最近の奈々曲の中ではよく知っている方で、出だしは好調だった。
- 続く平野綾パートは…サビまで来てようやくあーこれねと気付く曲ばかりだった。CMでしか聴いたことないとこうなりますわな。
- 米倉千尋は「約束の場所へ」だけわかった。
- 榊原ゆい「そして僕は…」のイントロが流れてきたときには感動した。これ今回のアニサマで最も聴きたかった曲の一つだったから。
- オタ芸禁止令を出す彼女でも単独ライブじゃなきゃ制御できないよなー。
- 「ダンスしながら踊る」のくだりは聞いてるこっちもわけわからなかった。
- 妖精帝國はMCが面白かった。確かに設定がめんどくさそう。
- 「Valkyrja」が一番聴きたかったけど叶わず。
- ステージ前方で舞台演出として炎が燃えててなんか結構本格的なんだなーとか思った。この手のイベントで本物の火が使われてるの見たの初めてだった気がする。
- 続いて絶望先生パート。最初はあまり乗り気じゃなかったけど始まってみると大槻ケンヂのMCがユニークだったり小林ゆうが大変なことになってたりして楽しかった。それと彼女顔もかなりかわいいね。
- 影山ヒロノブのアコギで「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は新鮮だったけど、どうせなら普通の演奏で聴きたかった。
- Fiction JunctionパートではYUUKAもステージに上がっていた。Silly-Go-Roundが来なかったのは残念だけど生で聴くヤンマーニも熱かった。
- 近江知永は最初名前聞いても誰だかわからなかった。「savage genius feat.近江知永」と言われてようやく、そういえば聞いたことあるような、といった感じ。
- そんなわけで全然期待してなかったんだけど、実のところ彼女がsavage geniusああと二人で歌った「Maze」が今回のライブで一番印象的なステージとなった。歌もさることながら花道とステージを行き来する振り付けがかっこよかったんだよねえ。ああが「かっこつけて歌います」なんて話していた通り、確かにその振り付け自体はPVなんかにもよく使われていそうなごく王道的なものだと感じられたけど、それでもなお二人の舞うあのステージが纏った幻想的な雰囲気には思わず引き込まれてしまった。これがライブの魔力か。
- savage geniusソロは最新シングルから1曲のみ。昨年歌ったとはいえ「想いを奏でて」聴きたかったな。
- 本当は昨年のアニサマ1日目行きたかったんだけど、日程的にも金銭的にも都合がつかなかった。
- savage geniusも妖精帝國も楽器担当のパートナーがステージに上がらないのが不思議というか残念だった。梶浦由記はちゃんと歌い手と一緒に演奏したのに。
- いま念のため確認してみたらsavage geniusは既にああのソロユニットだった。そういえば前にも調べてやっぱりかとか思ったんだよな。UNDER17しかりCooRieしかり。
- アニサマ出演までの経緯を熱っぽく語る姿になんだかこちらの胸まで熱くなった。
- 飛蘭(ふぇいらん)も最初この人誰状態だった。しかも現れて早々「いま私がここに立てるのはランティスの皆さんと、事務所の社長と…」とか語り始めて「えっ」。
- CANAANのOP「mind as Judgment」では盛り上がった。
- 3曲目は奥井雅美とのコラボで「魂のルフラン」。エヴァを見たことない自分でも様々な機会に散々耳にしたせいでどんな構成の曲だったかほとんど覚えてるんだからエヴァってやつは偉大ですねとか考えてた。
- Suaraはどうせなら夢想歌が良かったけどおととし歌ったそうだから無理な注文か。
- 「DANZEN!ふたりはプリキュア」が流れ始めたときには誰が歌ってるんだよwwwとか思ったけどよく見たらゆかりんだった。曲が半分くらい終わったところでやっと気付いた。時既に遅しだったのでそのまま青のポケットネオン振ってました。
- BTLの頃は最前付近はほとんどポケットネオンだったと記憶してるけど、今日会場を眺める限りでは使い切りのサイリウム振ってる人が相当数占めてるように見えた。
- で代わりに目立ったのがウルトラオレンジ。なんでこんな普及してんのっていうくらいたくさんの人がUOを、それも何本も用意している様子だった。自分がUOを初めてイベント会場で見たのは2004年12月のFPNなんだけど、あの時はごく一部のコアなファンしか使ってなかったのになあ。
- 自分はUO一度も折ったことないけど、今日の様子を見るとほとんどライブの必需品と呼んでいいほど一般的になっているようなのでそのうち使ってみたいなと思っている。
- ただ基本的には青とピンクのポケットネオンで事足りるだろうと思う。サイリウムは折ると非日常への扉が開くような感じがする点で好きなんだけど、ポケットネオンに比べると輝きが鈍いのがネック。
- BTL4で聴いた特捜戦隊デカレンジャーのかっこよさが忘れられなくてサイラバにはそればかり期待してる。
- 「THE IDOLM@STER」はサビの音楽がかっこいい。
- m.o.v.eの男の方、motsuがMCで「モエブって知ってる?」と言い出したときには歓喜した。
- ただその「Gravity」、正直オリジナルの方がいいなと思っちゃった。
- それとmotsuが「らき☆すた」を「ラ・フランス」みたいなイントネーションで発音してたのが気になった。
- そしていよいよゆかりんパート。
- しかし2007年以降彼女の歌に関してはあまり注目してなかったのでチェルシーガールはいまいち乗り切れず。曲自体は黒うさぎで聴いたから大体わかってたけど。
- 「ここが…ありーな?」とかすげーわざとらしいのにどうしようもなくかわいいと感じてしまう。
- 年齢調査では20代>30代>10代の順に多かった印象。とはいえ30代の声援は20代とほぼ互角で、ああ30代でもこうしてていいんだ、なんて思うと少し安心してしまった。未来のことはわからんがなあ。
- 「Little Wish 〜first step〜」はさすがにばっちりでこの日一番舞い上がってた。やっぱりゆかりん自体も好きなんですよねこの曲。
- GACKTは3曲とも知らなかったけどそれなりに。会場は存外に大盛り上がりだった。
- 水樹奈々も「深愛」以外わからず。