東進DVD

数日前に東進から紹介DVDみたいなのが送られてきたので見てみる。
とりあえず数学の「点の存在範囲」
・・・何か話聞いてるだけじゃよくわからんね(;´Д`)
かと言って例題解く気もなかなか起きない・・・。


ビデオ学習ってのは、初めてその存在を聞いたときは「嫌だな・・・」とか思ったけど
この前取手の東進に話聞きに行ったついでにビデオ学習を体験させてもらったら
以外と違和感なかった。


だが・・・これは何て皮肉なシステムだと思うよ。
高校・予備校での授業に参加していて思うのは、生徒に「授業に参加する」という意識が
まるで見られないということである。
自分自身もそうだから偉そうなことは言えないんだが、某講師が言っていたように
授業中でも様々意見が飛び交うような授業ってのが本来あるべき姿だと思うよ・・・。
ビデオ学習の実現というのは、技術の進歩・普及も少なからず関わっているだろうが、
何より実現に大きく貢献しているのは生徒・先生の交流の少なさであろう・・・。
そして恐ろしいと思うのは、これを断ち切っても生徒の「授業を受ける」というこの行為に何も影響を及ぼしていないようであり、
東進の進学実績を見ていると、事実それなりの効果をあげていることであった。


今、人は他人と極めて無関心であろうとしているのに、
そのどこかで誰かとつながっていたくてたまらないという矛盾した欲求を抱いているように思える。
東京などにおいては、隣の家にどんな人が住んでいるかも知らないという状況が、まるで珍しいことではないという話を度々聞く。
このことがさらに加速していくと、果たして未来はどうなっていくのだろうか・・・。
まぁ、全く自分が言えた話じゃないんだけどな・・・。