乳幼児死亡率と命名時期の関係から

[雑記]
インフルエンザなんかはお年寄りと子供が命を落としやすいというが、そうした病死のリスクが高い時期を生き延びて身体的に丈夫な年齢に達した節目の日を記念する意味がかつての元服という儀式にはあったのかなとか思った。数えで15歳という現代から見れば早い時期に成人扱いされ、同時にその家にとって伝統的な名を授かるのは、要は当分死なないと考えられる年齢に達したからなのだと。精神的な成熟ではなく身体的な成熟が重視されていたと。