セカイカメラ


以前何かのイベントで発表されたときから話題になっていたAR系のiPhoneアプリセカイカメラ」が昨日リリースされたとのことで早速使ってみた。
ARというと机の上にキャラクターを出現させてチャンバラさせたり、池の水面にボールを落としてバウンドさせたりする類の、ビジュアル的なインパクトの強いものをイメージしていたから、ごくアバウトな位置指定で空間にテキストや写真を貼り付けられるだけのセカイカメラに少し拍子抜けしたのも事実。しかし、公衆トイレの壁や神社の柱に落書きすることなくユーザーが思い思いの情報を場所に紐付けて残すことができ、またそれを誰もが後から参照できるというのは、これはこれで新しい種類の体験であるに違いなく、そこそこ楽しいと感じている。
ただ現状ではあくまでも楽しいってだけで別に何かに役立つといったことはないのだろうなという気がする。まあセカイカメラエアタグTwitterのつぶやきと同じで、付けたい人が好きに付けて見たい人が好きに見ればそれでいいのだろう。