石川旅行したいけれど

今年3月のダイヤ改正で北陸と能登の定期運行が廃止されるというのでじゃあ最後に乗っておくかと迷惑な微鉄成分が作用し始め、この3連休で回れそうなプランを考えはしたものの、土曜夜発じゃ正味1日しか観光できないし、かといって金曜夜に出発するには準備不足だっていうんで結局流れた。月曜夜に帰宅するんじゃ来週いっぱい疲れてしまうんじゃないかという懸念もあったしね。
想定していた旅程は、加賀・能登ゾーンの周遊きっぷを使って行きは能登、帰りはこれまた3月のダイヤ改正で現役を退く大糸線のキハ52に乗って松本からあずさで帰ってくるというもの。土曜を輪島市街、日曜を金沢市街の観光に充てるつもりだった。金沢方面旅行に関しては以前から北陸フリーきっぷを使いたいと考えていたのだが、大糸線経由で帰ることを望むと候補から外すほかなかった。北陸や能登にも追加料金なしで乗れるし、経路に拘らなければとてもお得な切符なのだけど…。もっとも、乗車賃に関しては先に挙げた行程でも合計22,500円と割合安く納まる計算であり、和倉温泉以北に行くことを考えたらむしろこっちの方が安い。北陸フリーきっぷは席さえ取れれば北陸に追加料金なしで乗れる点が一番魅力を感じるところなんだけど、でも今は北陸より能登って気分なんだよねえ。寝台特急は既に一度あけぼのを経験しているから、次は未知なる「急行」という種別に乗ってみたかったというわけ。
でも今後も上野発の臨時夜行急行が運行されるというなら今そんな種別に固執する必要はないんじゃないかとか、かといって運行時間の短い北陸の寝台券は割高で嫌だとか…いまいち決め兼ねる部分が多かったのも今回の計画を取りやめた理由。もっとよく考えた上でダイヤ改正を迎える前にリトライといきたいところだが果たして。