ジェネオン fripSide FESTIVAL 2010 @品川ステラボール

2週間くらい前から俄かにfripSide熱が高まってきていたので初ライブ参戦してきた。fripSideにとっても南條愛乃がボーカルを務めるようになってからは初めてのワンマンに近いライブとあって、こういう性格のライブはそれ自体にある種の魅力を感じちゃったりもするけど、もちろんそんなシチュエーションだけを楽しんだわけではなくて。彼女達のことを知るきっかけとなったレールガンシリーズの主題歌3曲も生で堪能することができたし、初々しくも円滑にMCを進める南條さんと茶目っ気のあるsatさんとの掛け合いも面白かった。購入直後に通しで聴いた時はさほど琴線に触れなかったinfinite synthesis収録曲も一度生で聴くと印象ががらりと変わって好きになってきたりして。fripSide、今後ますます注目していきたい。

  • 品川駅到着は15時30分。改札を出て駅の外のコインロッカーに預けるつもりだったんだけど300円ロッカーはおろか400円、500円も埋まっていたのでおとなしく入場券を買って改札内のコインロッカーに鞄を入れてきた。ぎりぎりに来るとこうなっちゃうんだねー今度から躊躇わずに最初から改札内で妥協することを考えた方がよさそう。
  • 駅からステラボールへの道順調べてこなかったんだけど飛蘭Tシャツ来た人がいたのでついていったらすぐ辿り着いた。
  • ステラボールのイベントは今回が初めてだったんだけど、駅は近いしステージは大きいし、いい会場じゃない。
  • 焦って会場前に着いた時には既に16時を回っていたけど開場はまだ始まっていなかった。
  • 16時半前頃入場。あまり前へ前へとがっつく感じではなかったために、7列目センター付近を確保できた。
  • 17時10分過ぎに開場前のアナウンスが流れて、それから2,3分で開演したと思う。
  • まずはonly my railgunのremixが流れ始め、アルバム同様1曲目からくるー!?と思ってUO炊いたところでステージを隠していた幕が落ち、流田P登場。おい。でも散々待たされた後ってこともあってかみんな普通に盛り上がってた。
  • その後真打のfripSide登場。曲はfuture gazer。正直な話この曲シングル買ってなくてアルバム買った後に聴き始めたようなものだからあまり曲調が頭に入ってなかったんだけど、これサビ盛り上がるねー。MJアニソンSP3でonly my railgunLEVEL5-judgelight-の高まり方は印象に残ってたけどこれもか。
  • 歌声も非常に安定していて驚いた。アニソンSPでは結構不安定だったのに。
  • 南條さんの衣装はなんか未来っぽいオレンジのワンピースだったような気がする。
  • ダンサーに美琴コスと黒子コスの二人がついたんだけど、この黒子コスが古川未鈴黒崎真音といい、最近ジェネオンとディアステの間に繋がりがあるらしい。
  • 最初のMCではアルバム買った人ー(はーい)モンハン買った人ー(はーい)みたいなやり取りしてた。南條さんはモンハン発売日に買いたかったけど今日のライブの準備に集中すべくまだ買ってないとか。
  • モンハンの話題を出したことについて「ちゃんと許可取ってるから大丈夫ですよー」なんて言ってたけど、カプコンに許可取ったってことはないだろうからジェネオンの偉い人に「今日モンハンの話していいですか?」とか訊いたんだろうか。なにそれかわいい。
  • これまでsatさんと共作で作詞したことはあったけど今回のアルバムでは私だけで作詞した曲が2つあるんですーとか。その出来に関してsat曰く「350点(5点満点)」どれだけ甘いんだ。
  • で、meditations。
  • その後IKUパート。禁書1期ED1の「Rimless〜フチナシノセカイ〜」とアルバムの1曲。
  • 客席「かわいいー」IKU「……もっと言って!」
  • 悲しい星座は南條さんとのデュエット。
  • IKUが舞台袖に捌けてから、南條「IKUさんの歌詞素敵ですよね。歌ってて泣きそうになっちゃった」sat「いや南ちゃんの歌詞だって素敵ですよ」南條「そういうつもりで言ったんじゃないです…」
  • ここから南條さんの衣装はinfinite synthesisジャケットの真っ白服。頭の上には紙飛行機も。
  • 「ナンジョルノかわいいー」「satさんと私どっちがかわいい?」「satさーん(即答)」の流れに笑った。
  • これからの季節にぴったりの曲です、と聞いててっきりtrusty snowかと思ったらmemory of snowだった。現在の持ち歌15曲中タイトルにsnowって入ってる曲が既に2曲あるわけか。
  • その後のELISAパート、1曲目はまさかのebullient future。ELISA曲の中ではeuphoric fieldと並んで好きなこの曲、ここで聴けることになるとは。
  • 「えりさー」「なにー」「俺の嫁ー」みたいな掛け合いもやった。ELISAイベントの定番らしい。この人ほんと見た目とキャラが合わないよなあ。
  • Real Forceを歌ってELISAが退場したところで今度はなんとRe-sublimityのイントロが流れ始める。まさか!?とざわめく会場。登場する流田P。落胆する客席。いやこの演出はないわ。
  • でまたアニソンコピーの連続。君の知らない物語とかハルヒ2期のOPとか。
  • コピーバンドを否定するつもりはないけどこういう場でやるもんじゃないよなーとは思った。他の出演者はみんな自分の持ち歌を用意してきてるわけじゃない。そこへなぜ。
  • 再びfripSideパートに戻ってtrusty snow。
  • ここからの南條さんが王子様のような、はたまた海賊船のキャプテンのようなボーイッシュな衣装だったんだけどこれがすごくかわいかった。fripSide熱と言っても南條さんをかわいいと思ったことはなかったんだけど、ここでいよいよ。客席の端を見渡す時にこちらに向けられた横顔にどきっとさえした。
  • ELISAを真似して「ナンジョルノー」「なにー」「○○○」ネタをやりたいと言い出す南條さん。○○○に入れる言葉を決めるにあたって最初はマジ天使になりそうだったけど「でもELISAちゃんも天使なんでしょう」と一歩引き、次いで「最近沢城さんに妖精みたいだねって言われた」ということから「マジ妖精」、客席からの提案で「マジフェアリー」になった。
  • ジークジオン!」みたいなノリでsat「フリップ」客席「サイド!」といった掛け合いも。
  • ラスト2曲ですってことで「fortissimo -the ultimate crisis-」→「LEVEL5-judgelight-
  • LEVEL5-judgelight-のイントロがリピートになってその間にバンドメンバー紹介。
  • アンコール1曲目がclosest loveで、最後はもちろんonly my railgun。南條「皆さんも一緒に歌ってください」ということで客席からも結構大きな歌声が聞こえた。
  • 今日の出演者全員がステージに登壇して礼して終了。南條さんとsatさんの二人が残って最後に挨拶したんだけど、satさんは少し涙ぐんで「南ちゃんが歌ってくれてよかった」「これからも二人でやっていきます」とか。第2期fripSideとして初のアルバム発売、初の主演ライブ開催とまで漕ぎ付けて、感慨は深かったのかもしれない。いやしかしsatさん、リスアニのインタビューやwebラジオ聴いた時点で感じてはいたけど、見た目に反してすごく優しい心の持ち主だよね。
  • fripSideのリウムカラーはUO、なんて話を聞いていたからちょっとびくびくしてたけど実際は会場全体がUOに染まるのはonly my railgunを始めとした超アップテンポ曲の時だけで、late in autumnなどの比較的落ち着いた曲では青が多かった。

そもそも何で今頃fripSideに興味を惹かれてきたのかって言うと、10月からの禁書2期に併せてレールガン熱も高まってきて、遅ればせながらonly my railgunLEVEL5-judgelight-のシングル買って、やっぱりレールガンの主題歌の方が好きだなーそういえばfripSideってアルバムとか出してないのかしら→10日後に発売とか!しかもその4日後がライブとか!みたいな。あと小衣ちゃん効果もあった気がする。