リスアニ!トークイベント @タワーレコード新宿店7階

先月あたり禁書目録表紙に惹かれてvol.3を手に取って以来リスアニは楽しく読ませて頂いているのでこのトークイベントも聴きに行った。リスアニ副編集長でありonly my radio-gun第34回にゲスト出演もしていた西原史顕を司会に、ミューコミパーソナリティー吉田尚記、vol.3のインタビューで初めて知ったけど音楽評論家の冨田明宏の3人で「アニソン2010年かく語りき」をテーマにトークする……って話だったんだけど、内容は今年のアニソンの総括に縛られずに、というか当初掲げていたテーマを離れた大変濃ゆいアニソン談義を展開されてしまったのではっきり言ってほとんど内容についていけなかった。最初は冬・春・夏・秋の4クール毎にまずは1曲流してそこから話を広げていきましょうみたいな台本らしくて、まずは冬の代表作としてLEVEL5-judgelight-を店内に大きく響かせたりもしてたんだけど。

  • 西原さんの「リスアニを読んだことのある人」って質問にはもちろんぱらぱらと手が挙がったんだけど、それ以上に「ミューコミを聴いたことのある人」って問われた時の方が挙手率は高かった。
  • 1月の代表曲としてLEVEL5-judgelight-fripSideは八木沼さんがずっと信念を貫いてやってきたことが今報われたとか。
  • ひだまりスケッチは作品人気の割にイベントの規模が大きいとか。
  • 4月の代表曲としてCrow Songだーまえの作曲方法の特異さについて。
  • 堀江由衣が歌うドラゴンクライシスのOPの作曲を清竜人が担当することの意外さというか嬉しさ。清竜人って人は以前からずっと堀江由衣のファンで匿名で曲を応募し続けてたんだけど今回遂に抜擢されたとか。
  • けいおん!を真似て楽器別トラックを収録したCDを発売したJ-POPアーティストがいるとか。
  • 吉田「Tom-H@ckさんって何者なんですか?」という質問によって西原さんから彼がけいおん!に携わるまでの経緯の解説。リスアニvol.2とほぼ同内容。
  • 吉田「だーまえさんみたいな奇抜な手法も受け入れられる土壌がアニソン界にはあるのに、外からそういう奇抜なものを持ってくるアーティストが少ないのはなぜか」西原「面白半分でやって来られてもアニソンファンは評価しない。麻枝さんもfripSideもこれまでずっと長く続けてきたからこそ評価されている」
  • 今年報われたアニソンアーティストは誰か、みたいなテーマトークGRANRODEOとかが挙がってたような気がする。
  • 当初のテーマとかけ離れたトーク内容になってしまいましたが最後くらいはーってことで侵略イカ娘が流れてお開き。