銚子の屏風ヶ浦を見に行った

何年か前にJRの千葉ディスティネーションキャンペーンで紹介されてた屏風ヶ浦ってところがずっと気になってて、いつか行こうと思ってたので。

千葉駅から総武本線銚子行。車両が新しく旅情はあまり駆り立てられない。

お昼ご飯用に駅弁を買った。焼肉弁当580円。安い。と言うか新幹線駅の弁当が高すぎるんだよな。

ぱかり

銚子駅

銚子電鉄の乗り場はJR駅の中にある。今回は銚子電鉄の利用はなかったんだけど。

駅前でレンタサイクルを借りてひーこら海岸へ向かう。駅から真っ直ぐ南へ下ったんだけど、駅と海岸の間がちょうど丘陵っぽくなってて、登り道は少しだけしんどかった。

銚子商業高校の南側あたり。なんか新海誠っぽいなと思った。

県道286号線から海岸へ降りる道はあまりなくて戸惑ったけど無事屏風ヶ浦へ。










期待通り、なかなかに千葉県離れしてていいなと思った。特にこの日は波も風もすごく強くて、雰囲気も出てた。

犬吠崎方面へ自転車を走らせ銚子マリーナへ。

この海水浴場の脇に屏風ヶ浦見学用の遊歩道がある。でもここ荒々しい感じがすっかり削がれちゃってるので、上に挙げたような海岸から見た方が面白いと思う。

千騎ヶ岩も見に行った。なんかウトロのオロンコ岩思い出した。あれよりはスケール小さい感じだけど。
でもそう思って辺りを見渡してみると、この港町全体がウトロっぽい雰囲気だなーって思ったりした。

近くには銚子電鉄終点外川駅もありまして。

レトロ駅舎と派手な車両。桃鉄カラーリングだった。そう言えばコラボしてるとかだいぶ前にニュースで見たっけ。
でもあいにく自転車で来てるわけなので乗車はせず、ここから県道244号線をひたすら上ってまっすぐ銚子駅まで戻った。銚子に来たのに銚子電鉄にも乗らず犬吠崎にも寄らずって我ながらストイックな屏風ヶ浦見学ツアーしちゃったもんだと思った。いや出発が遅かっただけなんだけど。

駅までの道で思わず目に付いた近代建築さん。銚子市公正市民館、竣工は1926年だと言う。モダンな意匠だけど、80余年を生き抜いた風格は感じる。


銚子駅前は片屋根式のアーケード商店街が展開しててぱっと見では意外と都会感あるなって思ったんだけど、実際に歩いてみるとまあ類に漏れずシャッター通りが進んでいて……そりゃ厳しいよね。

駅舎はどうってことない。

帰りは成田線経由の千葉行にて。今度はもう少し典型的な銚子観光しに来たい。